12/7 インスタのDM
いつものごとく仕事が終わってまっすぐ家に帰った。
今日のご飯はすき焼きだ。
今年は野菜が安いということで、牛肉以外は安く手に入った。
久々の豪華な夜ご飯を楽しんだ後、ワンピースを見ながらゲームをしていた。
すると、普段連絡は取らないものの昔から仲良い高校の友達から「おーい!げんき?」と突然DMが来た。
私は何だろうと思い、すぐさま返事をした。
彼女は特に用事はないけれど、私のインスタの更新がないことを心配して連絡をくれたのだ。
私はとても嬉しかった。
私もたまにそういえばあの子最近げんきしてるのかな?と思うことはある。しかし、連絡をしてみたりなど実行することはやってこなかった。
彼女のくれた連絡は、本人からしたら些細なことなのだろうが偉大な威力をもっていた。
周りはみんな結婚をして、友達以外の大事な家族という存在を持ち始めている。
自分自身結婚を望んでいるわけではないのに、変わっていく周りの環境から取り残されているように感じていた。コロナ禍で友達に会うこともなく、彼氏もいないため1人で生きている。
その連絡が来るまで全く寂しいと思っている自覚はなかったが、私は寂しかったのだろう。その連絡がきてすごく嬉しかった。もはや泣いた。
年が明けたら小旅行がてら彼女に会いに行こうと決めた。